この記事では(2017年7月)で私がおすすめするモニターを価格帯別に紹介します。
ここ数年の飛躍的な技術の進歩で、テレビやパソコンのモニターは非常に価格が安くなり個人でも手に入れやすくなりました。
また、これに伴い各企業がこぞって様々なモニターを販売しているのが現状で、正直どれが良いのかわからないという方が多いと思います。
今回はそんな「どのモニターを買って良いかわからない」という方の為に、私がおすすめするモニターを価格帯別に紹介します。
※モニターは23インチ以上40インチ未満で紹介します。また、価格帯はAmazonを元に分けています。
Contents
モニター選びのポイント
これは私がモニターを選ぶ時に見るポイントで、大体このポイントを押さえていればOKという最低限のポイントです。
[ モニター選びのポイント ]
[応答速度]
モニターにはそれぞれ「応答速度」というものがあります。単位は「ms」で表記されています。
これは数値が低ければ低いほど良く、一般的に5ms以下であれば十分です。激しいPCゲームなどをされる場合はこの応答速度は1ms以下のものが多い「ゲーミングモニター」などが良いでしょう。
[パネル方式]
パネル方式には大きく分けて「IPS」、「VA」、「TN」という種類があり、「IPS」→「VA」→「TN」という順番で高画質な映像を映し出すと言われています。
ただ、やはりパネル方式が良いものになればなるほど価格は高くなっていきますので、そこは価格と相談です。
IPSとTNのモニターを横に並べて見比べたり、大型ディスプレイで鮮明な映像を見るような場合は別として、基本的に30インチ前後のPCモニターで普通に使う分にはそこまで気にするものでもないと思います。
[液晶タイプ]
液晶の表面のタイプには「グレア(光沢)タイプ」と「ノングレア(非光沢)タイプ」とあります。
個人的にここは結構重要で、私は基本的にノングレア(非光沢)のタイプを使っています。
これに関しては人によってかなり好き嫌いがあるので、それぞれの特徴を簡単に書いておきますので参考にしてみてください。
[ グレアとノングレアの特徴 ]
[グレア(光沢)タイプ]
表面がツルツルのテカテカで、発色が良いのが特徴です。ただ、ツルツルのテカテカゆえに光を反射しやすく、自分自身も反射して映ります。
夜に電車に乗って窓を見た時を想像するとイメージしやすいと思います。
[ノングレア(非光沢)タイプ]
グレアタイプとは逆で、表面がサラサラのスベスベで、反射での映り込みが少ないタイプです。
発色はグレアタイプの方が良いのですが、長時間モニターを見る方には断然グレアタイプの方が目が疲れないのでおすすめです。
価格帯「10,000円~15,000円」のモニター
圧倒的人気を誇る「BenQ」のモニター「GL2460HM」24インチ
もはや15,000円前後でモニターを購入しようとしている方で、特にこだわりがない方はこれで決まりというレベルです。
最近はデフォルト機能となりつつあるスピーカー内臓タイプのモニターで、スピーカーを別途用意しなくても大丈夫なタイプです。ただ、やはりスピーカー内臓とは言っても音量や音質など、外付けのスピーカーと比べると劣ります。
パネル方式はTNなので「ちょっと画質が心配」という方もいるかもしれませんが、正直そこまで気にするものでもありません。ここが気になる方はおそらく大画面の4Kテレビなどを使ったほうが良いかもしれません。
応答速度も5msと、激しいゲームでもやらない限り十分ですし、ノングレアなので目が疲れにくい点も個人的には良いポイントです。
安心と信頼のDellモニター「SE2416H」23.8インチ
こちらはDellが出しているモニターで、パネル方式に「IPS」を採用しています。パネル方式は大きく分けると「IPS」「VA」「TN」とあり、この中で「IPS」が一番高画質のタイプになります。
応答速度は6msと、PCゲームなどをされる方にとっては少々気になるところではありますが、普通に使う分にはおそらく全く気にならないでしょう。
【Amazon.co.jp限定】ASUS フレームレスモニター 23インチ
Amazon限定販売商品で、非常に評価の高いモニターです。
特記すべきはモニターの薄さで、なんと「7mm」という驚愕の薄さを実現しています。ASUSのモニターですが、Amazon限定という事で若干のAmazonブランド感が出てます(笑)
重量も2.7kgと非常に軽いので、デュアルモニターを考えている方などは特におすすめモニターです。
応答速度5ms、IPS採用、フリッカーフリー搭載でこの価格は正直反則レベルです。
バリバリのゲームで使うという方でもない限り、個人的に同価格帯のモニターの中ではこのモニターが一番良いと思います。
価格帯「15,000円~20,000円」のモニター
Dell ディスプレイモニター S2318H 23インチ
性能に対するコスパも良く、人気のモニターで、さすがDellが出しているだけあって安定性も良いと評判の高いモニターです。
特記すべきは何と言っても「フレームレス」です。
フレームが極めて細いので、見た目の圧迫感が全然違います。デュアルディスプレイで横にモニターを並べて使う場合も非常にキレイにハマります。
個人的にも、デュアルモニターをやるなら断然フレームレスをおすすめします。
また、パネル方式もIPSを採用していてこの価格は非常にコスパが良いと言えるでしょう。液晶はグレア(光沢タイプ)で発色がキレイに見えるので綺麗な映像を映すのに向いています。
応答速度1msのゲーミングモニター VX248H 24インチ
こちらの商品は応答速度が1msというまさにゲーミングモニターで、大抵のPCゲームであれば十分なスペックのモニターです。
それにも関わらず、20,000円を下回る価格で購入できる事から、ユーザーからの評価が非常に高い人気モニターです。
PCゲーム用にコスパの良いモニターを探している方はこちらがおすすめです。
Acer フレームレスディスプレイモニター KA270HAbmidx 27インチ
27インチのモニターの中でコスパも良く、非常におすすめのモニターで、私も1台使っています。
フレームレスなので、その名の通りフレームがない(非常に細い)のが特徴で、デュアルモニターの時にもぴったりとフィットします。フルHD対応、フリッカーレス、そこそこ良いものでコスパで選ぶならこちらで決まりです。
また、応答速度も4msと他の同価格帯のものと比べても早く、パネル方式もIPSまではいきませんがVAを採用しているなかなか出来るモニターです。
これからは湾曲(曲面)ウルトラワイドモニターの時代!?
モニターの技術の進歩に伴い、ついにモニターは湾曲するまでになり、規格も「21:9」のウルトラワイドという驚愕のものが登場しています。
価格はまだ安くはありませんが、実際に見た時の衝撃はなかなかのものです。
横の視野領域が広い為、「通常では見えない場所まで見える」という事からPCゲームなどでも有利になるのもポイントです。
これまでのモニターの進化と同様に、これからこのウルトラワイドモニターの時代が来るのではないかと個人的には思っています。
LG 曲面ウルトラワイド ディスプレイモニター 29UC88-B 29インチ
とにかく安いLGの湾曲ウルトラワイドモニターです。
正直湾曲(曲面)ウルトラワイドのモニターでこの価格で購入できるのは逆にちょっと不安になってしまう位です(笑)
しかし、非常にコスパが高く、実際に購入された方も非常に多く、購入者の評価も高い売れ筋モニターです。
LG 曲面ウルトラワイド ゲーミング ディスプレイモニター 34UC79G-B 34インチ
同じくLGが出しているウルトラワイドモニターです。
他のメーカーからもウルトラワイドのモニターは出てはいるのですが、正直このクラスになると結構な価格になるのでどうしても他のメーカーに手を出せないというのがあり、現状ではLGのモニターが非常に人気です。
こちらは34インチあるので結構な大きさにはなりますが、「21:9」なので横に長いためそこまで圧迫感はありません。
ただ、横に長い分当然横のスペースは取るので配置する場所には注意が必要かもしれません。
理想の湾曲ウルトラワイド ゲーミングモニター Z35bmiphz 35インチ
現状出ている湾曲ウルトラワイドモニターの中では、現実的なところで言うとこちらが個人的に一番理想的だと思います。
価格はそれなりにしますが、それ相応以上の価値はあると思う、私が今一番欲しいモニターです。
G-sync対応でGPU手動の表示が可能になっていて、複雑な処理でも安定して映像を表示することが出来ます。
まとめ
今回は2017年7月現在でのおすすめPCモニターを紹介でした。
前述しましたが、これからさらに技術が進歩して湾曲ウルトラワイドの価格も下がってユーザーの選択肢はさらに増えると思います。
とはいえ現状ではまだ高価格なのは確かで、個人で比較的気軽に手を出せる価格になるのはまだ数年先の事だと思います。
今回は個人的にコスパが良いモニターを主に紹介しましたが、紹介した商品の他にも有名なメーカーが出しているモニターもありますので、本記事を参考に見比べてみると良いと思います。
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